理想の注文住宅

家を建てようと決めた時に、何もかも自分たちで決めたいと思って注文住宅を選びました。

 

親戚の家で取引のあった1級建築士の先生がお洒落な家を設計すると聞き、その方が過去に設計した家の写真や図面を見せてもらったり、実際に建てた家も見に行きました。素敵な家ばかりだったので、その先生にお願いすることになり、自動的に建設会社も決まりました。設計事務所は個人経営で、建設会社も大きくはなかったです。大きな会社に依頼する方が安心感はありますが、一生に一度の買い物ですし、こだわった家にしたいという気持ちが強かったのです。

 

土台作りが始まり、ちょくちょく見に行っては写真を撮ったりして楽しんでいました。着々と我が家が出来上がっていく光景は何とも言えないものがありました。だいぶ完成に近づいてきた頃、最初に話していた階段やドアの色とはイメージが違ったり、時間が無くなってきたからなのか素材も違うものになっていたりしました。大工さんが勝手にやっていたことなのか誰かの指示なのかは分かりません。ただ、大工さんの力というか、考えや意見が意外に強く働いているのを感じました。最後まで気持ちよく作業してもらいたいとか、納期が延びるのは嫌だとか、そんな思いがあって強くクレームを言うことはありませんでした。それよりも完成が楽しみでならなかったのです。後から考えれば、「ここは違う」ということをはっきりと言って良かったし、言いにくいことも含めたコミュニケーションはとるべきだったと思います。

 

いよいよ家が完成し、人を招いたり、お祝いをもらったり、外観を見て誇らしく思ったり、本当に楽しい日が続きました。

 

注文住宅は自分たちの好みを反映させて、色々な所にこだわれます。暖炉、天窓、たっぷりの収納、広いトイレ、吹き抜け、中庭。準備できる金額の中で調整しながら決めていく楽しさは、たまらないものがあります。後から気づくことですが、メンテにお金がかかります。こだわったが為に取り寄せに時間やお金がかかる部品があります。修理できる業者も限られます。我が家の場合は換気が機能していない、窓が開かない等の不具合も生じました。特に外国製の物が壊れた時や不具合があった時にどうなるかをあらかじめ聞いておくのは必要かもしれません。前に住んでいた家は建売だったのですが、そういった不具合はありませんでしたし、何かあっても近所のリフォーム会社ですぐに直してもらえました。

 

結局、注文住宅を建てるということはお金がかかるのです。建てる時だけでなく、維持していくための出費も頭に入れておかなければいけないのですね。将来的にかかるであろう金銭的な問題や手がかかる事を覚悟した上で心に余裕が持てるならば、自分たちの理想の空間を心から満喫できると思います。

 


参考:家を建てる費用

妥協は少なめに〜沢山足を運んで手に入れたマイホーム

夢のマイホームなので、最高の家を建てるために沢山の建売物件を見て歩きました。2階に洗面所とお風呂がある物件、2階の廊下が一本道でドアも味気なくまるでアパートのような物件、デザイナーズの個性が強すぎてすぐ飽きそうな物件、好みの物件に出会うのに時間がかかりました。

 

やっと出会った今の物件は、日当たり良好、自分達の予算では庭付きは諦めていたけど、家庭菜園が楽しめる位の庭もありました。リビングは14畳の対面キッチン。家族と会話をしながら料理を作ることに憧れていたので、対面は必須条件でした。また、キッチンの広さも冷蔵庫と食器棚3つ、ゴミ箱と沢山並べられ、流しとの間のスペースもゆとりがあって作業がしやすいです。

 

一階のもう一部屋は、日本人らしくくつろげるようにと望んでいた、畳の部屋です。子供が小さいうちは家族で寝られるし、歳をとれば、1階を寝室にした方が便利になると思います。床の間があれば、尚よかったです。

 

階段は急すぎないらせん状なので、子供も登りやすく安全です。階段の下の空間はトイレになっていて、無駄のない作りになっています。2階は3部屋あり、6・6・8畳と十分な広さです。子供部屋は、屋根の形で天井が低くなっているところがあるので、家具の配置に工夫が必要になると思います。

 

トイレの換気扇が2階にしかついていなかったので、空気のこもりやすい1階にもあればよかったと思います。

 

 

 

玄関が狭いので、家族の靴を置いたらもういっぱい、というのが残念です。また1階に置いておきたい掃除機を置くスペースがないので、毎回2階に運ぶのが大変です。

 

リビングにつながる廊下が日中でも暗いことも、子供が怖がるので自然光が入るなどの工夫があればよかったと思います。

 

トイレと和室のドアを同時に開けるとぶつかってしまい、すでにドアと壁に傷がついてしまったので、かみ合わせが良ければよかったと思います。

 

コンセントの数が少なく、延長コードをフル活用している状態なので、初めからコンセントの数は多い方が良いと思います。

 

小さい不満はあるものの、予算内で見つけられ長年住んでいても住み心地が良く、ここで良かったと愛着をもっているので、良い一生の買い物をしたと思っています。